転職の「裏ワザ」って?
私はある4年生の国立大学へ入学したものの、大学の校風と将来に疑問を持ち、さらに家庭環境も重なって、3年次に中退しました。この時点で20歳になっていた私は、ここから5年間、転職を何度か繰り返し、転職のリスクとメリットを肌で感じてきました。リスクについては言うまでもなく、転職を複数回繰り返すことで、どんどん面接時の印象が悪くなるという点です。
どうして前の仕事をやめたのかと、転職の理由は必ず質問されますが、その理由をいくら聞こえの良いものにしたとしても、企業側には根気のない人と受け取られ、人事の人間の顔色は芳しくありません。
また、転職をするということは前の職場でやっていたことは通用しないのですから、当然仕事をまた最初から覚えなおさなければならず、もちろん人間関係も一から築かなければならないので、その点でもストレスがかかります。
しかし、そのようなリスクを冒してでも転職する価値はあると思います。
まず、転職するということは仕事を覚えなおすということですから、新しいスキルを身に着けることができます。
私が最初に就職したのは医療系の事務で、受け付け業務から病院の清掃などの雑務まですべてこなしました。
転職の情報が豊富です。低コストで実施できる転職です。
その結果、電話対応など基本的な受け付け業務からカルテの見方などの医療事務のスキル、更に清掃業務までこなせるようになりました。
また、塾関係の仕事にも就いたことがあるのですが、ここでは、パソコンでの報告が主流でしたので、パソコンスキルを磨くことができましたし、保護者との会話の中で、自分よりも年上の主婦層の価値観を知る良いきっかけになりました。現在は結婚し、主人と自営業を営んでおりますが、転職の中で身に着けた様々な能力をすべて駆使して、雑務全般はもちろん、運営に必要なすべての業務のほとんどを行い、主人の仕事のサポートをすることができています。
転職によるストレスやリスクを逆転の発想に切り替え、自分のスキルアップにつなげることができれば、転職は自分にとって非常に良い経験として残ると思います。
